年末も近くなってきたところで

12月もあと10日余り。

この時期になると「来年はどんな年にしたいか」という話しになることが多い。

あるいは、忘年会シーズンでもあるから、毎週どこかで忘年会に参加するという忙しい人もいるだろう。

ただ、思い出してほしいのだが、今年に入ったとき1年の目標として何を設定していたのだろうか。

よく言われることだが、1年の最初に目標設定していても、その年の終わりになると何も変わっていないことが多い。

それはなぜか。

行動していないからだ。

思うのは自由だから、どんなことを思っても想像の域を出なければ自由にイメージすることは誰でもできる。

問題は、実行するかどうかだ。

例えば、「今年こそ海外旅行へ1回は行くぞ」と旅行好きだから思ったとする。

旅行をするためには、そのための資金を確保する必要もあるし、現地までの飛行機や宿を手配し、行程を考えておく必要がある。

旅行会社のパックツアーに参加するのであっても、数ある旅行プランから自分の好みに合うツアーを選ぶ時間が必要だ。

まして、パックツアーに参加せず、自分の思う通りに旅行したいとなると、自分ですべての手配をしなければならない。

その手間を惜しんでしまうのだ。

「旅行へ行きたいけど、予約とか面倒だしな~」

そう思っているうちに春が過ぎて夏になり、秋が来て冬になってしまう。

「本当は温かい時期に行こうと思っていたのに、もう冬だし旅行はいいかな」

と思うようになり、結局1年が終わろうとしても海外旅行への準備を何もしないまま年が明けてしまう。

旅行はあくまでも一例であって、自分で何かをしようと年初に決めたとしても、何かしら理由を付けて行動しない人が多いのだ。

そして、年が明けると前の年と同じように「今年こそは海外旅行するぞ」と言い続けることになる。

重要なのでもう一度言うが、行動しなければ何も始まらない。

本当に旅行をしたいなら、自分で手間をかける必要があることを忘れてはいけない。

手間をかけると決めなければ、同じことの繰り返しだろう。

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集中と開放の大切さ

「焦りは禁物」

とよく言うが、焦っているときは決して集中できていない。

何かに焦っていると、「どうしよう」と心が混乱しているので、正確な判断ができないのだ。

例えば、予定があったにもかかわらず家を出るのが遅くなってしまい、電車に間に合うかどうか微妙になってしまった。

慌てて支度をして家を出て、箸って駅に向かう。

この時点で正確な判断は難しくなっている。

いつも使っている最寄りの駅ならいいのだが、遠方に行くために大きなターミナル駅に行ってしまうと大変だ。

使い慣れていないので、乗るべき電車のあるホームを間違えてしまうことになることもある。

前の日から用意しておけば、大きなターミナル駅であったとしてもどのホームから電車に乗るか把握しているので、行くことだけに集中できる。

そう。

何かに集中するためには、集中するための準備が必要だ。

例えば、文章を書かなければならないのに、ノートや筆記用具がなければ文章を書けないだろう。

パソコンを使う場合でも、パソコンを立ち上げるだけでなく、文書作成のソフトを開かないと文章は書けない。

準備をしっかりしておくからこそ、やるべきことに集中できるのだ。

とはいえ、いつも集中できるわけではない。

学校の授業時間が50分程度、大学でも90分程度にしているのは、人間の集中力には限界の時間があるからだ。

およそ60分前後と言われている。

どんなに調子が良くても、90分程度集中したら休息が必要だ。

調子がいいと「まだまだやれる」と思わず続けてしまうもの。

オーバーワークすると、終わった瞬間に格段に効率が落ちてしまうことになる。

だから、「解放」が必要になる。

集中すべきことをある程度やったら、休む。

すぐに休める環境にないなら、その場から離れて歩いて回るのもいいだろう。

何も考えず歩くことは一種の「禅」であるという話しもある。

考えながら歩いていても、そのうち考えることがなくなり、周囲の景色をただ見、自分の呼吸が聞こえてくる。

集中したら解放し、自分を取り戻すのだ。

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